「文化の日」のきのう3日、地域文化の発展に貢献した倉敷市ゆかりの人物を称える今年度の「倉敷市文化章」を髙田幸雄さんに贈りました。
髙田さんは、畳縁製造の髙田織物の会長で、児島商工会議所の前の会頭、現在は顧問を務めています。
畳縁製造の経営者として地域の特産の伝統を守りつつ新しい発想で可能性を広げ、繊維産業の発展に取り組んできました。
2001年に児島商工会議所の会頭に就任してからは「ものづくり世界都市」を基本理念に国産ジーンズ発祥の地を国内に限らず海外に発信、2009年には児島ジーンズストリート協議会を設立し、商店街の活性化を進めてきました。
2012年から取り組んできた「児島産地、丸ごとブランド化」は、「一輪の綿花から始まる倉敷物語」の日本遺産認定にもつながりました。
倉敷市文化章は1948年に創設され、髙田さんは77人目の受章者となりました。