KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

今月１３日早島町の観光センターがリニューアルオープンしました。
観光客だけでなく地元住民も楽しめるように新しい魅力満載のスポットになっています。

早島駅の目の前にある早島町観光センターは町の玄関口として訪れた人を出迎えます。
施設内には早島町の特産品であるイ草を使った商品や、瀬戸内の生産者がこだわった食品などがずらりと並んでいます。
全部で５つの建物が建っていて、いずれも町内にあった蔵と母屋を移築し、再活用したものです。
レモネードを販売するこちらでは観光案内ができるスタッフが常駐しています。
平飼い卵の加工品などを販売する「こひよ」は２階がイートインスペースになっていて、地元住民もゆったりとした時間を過ごすことがきます。
テラス席も設けられているため３密を避けながら楽しむ人の姿もありました。
こちらは「本で人をつなぐ」をテーマにしたライブラリーです。絵本や育児本などが置かれていて、子育て中の親子などが交流できる空間となっています。
このほかにもさまざまな工夫が…。
かつてイ草の栽培が盛んだった早島町の歴史を畳に触れながら学べる展示スペースです。
今後、ワークショップの開催なども予定しています。
早島町観光センターは２０１０年にオープンし、これまで町が運営していましたが利用者の増加が見込めないことや費用面などから倉敷市に本社を置く建設請負業者株式会社キッカワへ指定管理者を委託しました。
早島町は民間のノウハウを取り入れることで効果的な運用を期待しています。
今年１０月から運営をスタートした株式会社キッカワはおよそ１カ月半の準備期間を経て、観光センターをリニューアルしました。
吉川さんは町内で最後の駄菓子屋が今年閉店してしまったことを聞いて子どもたちの居場所になる駄菓子コーナーを設けるなど観光客だけでなく地元の人が楽しめる空間を意識したといいます。
このほか、曜日貸しのシェア店舗の準備を来年１月をめざして進めています。
営業時間はご覧の通りです。

９：００～１７：００　定休日：月曜
（祝日の場合は翌日休み）
０８６－４８０－１５６０