陶、漆、木工の4人の作家による作品展が天満屋倉敷店で開かれています。
作品展「自遊工房」は日本工芸会中国支部の会員による作品展で、メンバーを変えながら開催し今回で4回目です。
今年は陶、漆、木工それぞれの分野で活躍する4人の作家による作品が並びました。
木工作家の髙月國光さんは、木の優しさが感じられるものや木目に金箔を入れ木の美しさを一層引き立てた作品などを展示しています。
こちらは虫明焼作家の黒井博史さんの作品です。
伝統的な灰の釉を使った若草色、びわ色が美しい作品に加え自ら作った釉を使い、伝統を残しながら現代的な作品に取り組んでいます。
漆芸作家の高橋香葉さんは松江市在住で、倉敷での展示は今回が初めてです。
黒色の漆を塗った上から模様を掘って色付きの漆を詰めて華やかな作品に仕上げています。
備前焼作家の伊勢﨑創さんは得意の花器や壺を中心に展示しています。
エッジを利かしたデザインの作品が多く並びました。
「陶・漆・木工展 自遊工房」は、11月30日(月)まで天満屋倉敷店で開かれています。