玉野市地域公共交通会議が開かれ、コミュニティバス「シーバス」のルートやダイヤ変更などについて話し合いが行われました。
玉野市は市民からの要望や利用実態を元に、シーバスのルートとダイヤの見直しを今年度中に実施することにしています。
きょう(30日)開かれた会議には玉野市の黒田 晋市長をはじめ、バス会社などの事業者や有識者20人が出席しました。
示された平日のルート・ダイヤの変更案では6つあった小型バスの便が5つに集約されています。
中型バスについても停留所を増やすなど修正が行われました。
利用者のニーズを反映し全体的に午前中の便を増やしています。
また、シーバスのルート・ダイヤの見直しを行う一方でシーバスの東児線とルートが大きく重複する両備バス上山坂線を東児地区と玉野市中心方面を結ぶ路線として活用するため、一部の便を宇野駅から玉野市民病院まで延長しシーバスと同じ運賃体系を導入する考えです。
これにより上山坂線のシーバス共通区間の運賃が一律100円となります。
このほか、運行開始から6年が経った石島航路のダイヤ見直し案も示されました。
月曜日に運行している石島発宇野港行きの午前7時便は利用が無いため廃止、曜日によってダイヤが違い島民にとっても分かりにくいという意見があったため、どの曜日もダイヤを統一する方針です。
シーバスのルート・ダイヤ変更案については今年度中に実証運行が行われます。
石島航路のダイヤ改正は来年4月1日から実施される予定です。