倉敷市の造形作家・玄馬千里さんが手掛けた花や植物を使った壁飾りの展示会が倉敷市の工房イクコで開かれています。
ゼンマイ、ザクロ、ユーカリ。
植物のぬくもりを生かした丸型のリースやスワッグと呼ばれる壁飾りなど75点が会場を彩ります。
倉敷市の造形作家・玄馬千里さん。
植物が本来持つエネルギーを引き出そうと、シンプルな作品作りを心掛けているそうです。
石化柳やホワイトセージなど、材料の植物は市場から取り寄せたものや近くの山から取ってきたものです。
蜂が巣をつくるときに使う「蜜蝋」をベースにした自然由来の材料で植物同士を接着させるなど、制作過程にもこだわっています。
松の枝を組み合わせた造形など、植物の生命力を感じる壮大な作品も披露されています。
玄馬さんの作品は、12月6日まで倉敷市中央の工房イクコで展示されています。