総社市の絵画グループ「Nの会」の作品展が、総社市民ギャラリーで開かれています。
Nの会は、講師の長野伊津子さんのイニシャルが由来となっていて、活動を始めて今年で20年目となります。
現在は、50代から80代までの14人の会員が、月に2回総社カルチャーセンターに集まり、活動しています。
描くテーマは自由で、今回の作品展にも旅の思い出や植物などの油彩を中心とした作品45点が展示されています。
こちらは、最高齢86歳の平良市さんが描いた瀬戸内市牛窓町のオリーブ園の風景です。
50号の大きなキャンバスいっぱいに、力強いタッチで緑や海を表現しています。
秋山悦子さんは、倉敷市玉島の商店街にあった大正時代のビルを描きました。
さまざまな色を重ねることで、建物の歴史や深みが表れています。
そのほかにも、会員たちが思い思いに描いた力作が並びます。
「第19回Nの会絵画展」は、今月13日(日)まで総社市民ギャラリーで開かれています。