倉敷ケーブルテレビなど倉敷市内の3つのコミュニティメディアで構成しているKCMが地域社会に貢献した個人・団体に贈る「KCM シチズン・オブ・ザ・イヤー」に今年は倉敷商業高校野球部が選ばれきのう(9日)表彰式が行われました。
倉敷商業高校の野球部練習グラウンドで行われた表彰式ではKCMの藤井鉄郎会長から倉商野球部員87人へ表彰状のほか練習用のボール120個、「祝受賞」の文字がプリントされた記念ボール2個が贈られました。
倉商野球部は出場が決まっていた選抜甲子園が、新型コロナの影響で中止となる中、夏の甲子園での交流試合で強豪の仙台育英高校に勝利するなど倉敷市民に元気と勇気を与えたとして受賞が決まりました。
原田将多・元主将は「コロナで大変だったが勇気づけられたと思う。
後輩たちには甲子園に行ってほしい」と今年度の活動を振り返り話しました。
また、式に出席した伊東香織市長は「多くの人に感動を与えてくれた。
この賞は市内の英雄に贈られる賞です」と野球部員に賞賛の言葉を贈りました。
今回表彰を受けた倉商野球部を含めてこれまで19の個人・団体に「シチズン・オブ・ザ・イヤー」が贈られています。