玉野市では、去年から本格的に白小豆の新品種の栽培に取り組んでいます。
2年目の収穫を終えた今年はどうだったのか取材しました。
上品な甘さと粒の大きさが特徴の「備中夢白小豆」。2017年度に品種登録されたばかりの岡山県オリジナルの品種です。
この「備中夢白小豆」に目を付けた玉野市雑穀生産組合はおととし試験栽培を行い、今年度は16戸2ヘクタール以上で作付けしました。
収穫を終えた長畑吉和さんの自宅では、一つひとつ手作業で選別が進められています。
今年は害虫被害や気候の影響で去年より収穫量が少ないと見込んでいます。
【インタビュー】
・「備中夢白小豆」を栽培する 長畑吉和さん
【本文続き】「備中夢白小豆」の価格は通常の小豆のおよそ3倍…。主に高級和菓子などに使われています。
【インタビュー】
・「備中夢白小豆」を栽培する 長畑吉和さん
【本文続き】
玉野市雑穀生産組合は「備中夢白小豆」の販路を京都など県外に広げる一方で地元での消費も促進したいと市内の菓子店に協力を仰ぎました。
そして今年11月、玉野市の菓子店「なかや宗義」が商品化を実現しました。
贈答用の定番となっている商品「菊菱もなか」の白小豆を北海道産から切り変えて販売しています。※税込み230円
【リポート】KCT小西陶子
【本文続き】およそ300種類の商品を製造販売するこちらの店では岡山県産の材料にこだわっています。
新しくなった「菊菱もなか」の売れ行きは好調だということです。
【インタビュー】
・なかや宗義 中家圭一 社長
【本文続き】
「備中夢白小豆」を使った「菊菱もなか」はなかや宗義(宇野本店・荘内店)と道の駅みやま公園で購入できます。
終わり♯