岡山県美作市で発生した鳥インフルエンザについて県はきょう(15日)、64万羽の殺処分を、きのう午後10時に終え、今後は焼却を行うと発表しました。
倉敷市内では2ヵ所で焼却処分を行います。
鳥インフルエンザ発生により影響を受けている店もあります。
鳥インフルエンザは、美作市の養鶏場で確認され、64万羽が殺処分されることになりました。
殺処分された鳥は県内4ヵ所で焼却が行われ、25日までにすべての焼却処分を終えたいとしています。
KCTエリア内では、12日から吉備路クリーンセンターで焼却が始まっていて、きょう15日の夜からは水島清掃工場でも行われます。
県はきょう、対策本部会議を開き、今後の予定を発表しました。
今後は17日に発生した農場の消毒を完了し、27日に周辺農場の検査を経て半径3キロ~10キロ圏内の搬出制限区域を解除します。
来年1月7日には3キロ圏内の移動制限区域を解除する予定です。
西日本の10県で発生した養鶏場の鳥インフルエンザの影響は、ラーメン店にもでています。
こちらは倉敷市鶴形のラーメン店「月のうつわ」です。
岡山県産を中心に国産の親鳥をつかった鶏がらスープにこだわっていて、一週間に80キロから100キロもの鳥を消費しています。
しかし、鳥インフルエンザの影響で4日前から鳥の仕入れがストップ。
3日前から臨時休業となりました。
ラーメン店によると、現在は全国で仕入れ先を探しているが、まだ見つからず、今後営業できるか不安と話していました。
臨時休業は来週木曜までを予定していて、今後は状況を見ながら営業を考えていますが、長引くようならスープの形態を変えていくなどの対応が必要になってくるそうです。