玉野光南高校体育科の生徒が、障がい者も楽しめる「パラスポーツ」への理解や関心を深めてもらおうと、地元の小学生に指導しました。
きのう(18日)体育科の生徒40人が、八浜小学校の6年生31人に向けて指導を行いました。
視覚障がい者向けのゴールボールは、全員が目隠しをして鈴が入ったボールの音を頼りに相手のゴールへシュートする球技です。
生徒たちは、児童がシュートする時などに後ろからサポートし、安心して楽しめる工夫を取り入れていました。
このほか、椅子に座ったまま基準となる白い球の近くにボールを投げる「ボッチャ」を体験し、児童たちは、身体を自由に動かせないながらも楽しんでいるようでした。
玉野光南高校体育科は、オリンピックとパラリンピックを通じて次世代に通用する人材育成を目指す国の推進事業に、県内の高校で唯一指定されています。
今回の取り組みも、推進事業の一環としてパラスポーツを広めようと八浜小学校と大崎小学校で行われました。
パラスポーツ指導の取り組みは、来年2月の推進事業報告会で発表する予定です。