今年も残すところ10日あまりです。
倉敷市の由加神社本宮では、一年の埃と汚れを落とすすす祓いの神事が行われました。
由加神社本宮のすす祓いは、今年1年のほこりを落としすがすがしい年を迎えようという年末の恒例行事です。
毎年、一般の参拝者などが参加して行われますが、今年は新型コロナの感染拡大により、神職のみが行いました。
すす祓いにはおよそ4メートルの竹笹を使い、拝殿の天井などにたまった埃を払い落します。
太鼓の音が響く中、神職たちは新型コロナウイルスの収束を祈りながら黙々と掃除を進めていました。
由加神社では、毎年正月三が日でおよそ30万人の初詣客が訪れます。
このため由加神社では、2月末までの分散参拝を呼びかけています。
また、参拝者の3密を防ぐために境内の観光休憩所の1階に新たに祈祷所を整備していて、本殿での祈願を当面見合わせることにしています。