初めての大学入学共通テストがきょう(16日)から全国で一斉に始まりました。
緊急事態宣言が11都道府県に出される中、およそ53万5千人が感染防止対策が取られた会場で試験に臨みました。
県内13大学に設けられた試験会場の一つ、岡山県立大学ではおよそ560人の受験生がマスクやアルコール消毒で感染症対策を行い試験に臨みました。
共通テストは「知識偏重」と指摘されたセンター試験に代わり、思考力や判断力などを多面的に評価するため大学入試改革の一環で今年から導入されました。
初日のきょうは地理・歴史、公民、国語、外国語の試験が行われました。
大学入試センターによりますと、志願者は53万5245人で、去年の大学入試センター試験より2万2454人減っているということです。
県内の志願者は7920人で、去年より135人減っています。
共通テストを利用する大学や短期大学などは866大学で、去年より8大学増えていて過去最多となっています。
試験会場では休憩時間に換気を行うなど感染症対策を徹底しています。また、昼食は自席でとることや
発熱などの症状がある場合は追試験の受験を呼びかけています。
あす(17日)は理科と数学の試験が行われます。