倉敷市真備町で平成30年7月豪雨被災直後から通学する子どもたちへ元気を届けようと様々な方法で応援を続けているおばあちゃんがいます。
きょうからの、新学期に合わせて新たな取り組みを始めました。
朝7時半真備町市場のとある住宅街で一輪のヒマワリを運ぶ女性がいました。
人呼んで「まびっこがんばれおばあちゃん」です。
平成30年7月豪雨から、自宅の前を通学する子どもたちに元気を届けようと様々な活動をしています。
ある時は、自宅のベランダに黄色いハンカチと手作りの横断幕を取り付けたり。
また、ある時は団扇と傘を力いっぱい振って応援をしたことも。
また、ひ孫が学校からもらってきた福島県の「復興のひまわり」の種を自宅前に植えて、200輪ほど咲かせたこともありました。
その活動は、子どもたちに届き当時仮設校舎へバス通学していた川辺小学校の児童から届いた感謝のお手紙は、おばあちゃんの大切な宝物です。
今年は入学シーズンに合わせて春に咲くように部屋を暖かくして「復興のヒマワリ」を育てました。
一輪だけですがきれいな花を咲かせています。
まびっこがんばれおばあちゃんが活動を始めたのは2018年9月。
高齢で被災地のボランティア活動が難しく、自分でもできることがないかと考え子どもたちの通学の応援を思いついたといいます。
おばあちゃんは、相棒の復興のひまわりと一緒に今日も子どもたちを応援しています。