倉敷市児島にあるフラワーロード西ノ側ではある変わった形の花壇が見頃を迎えています。
この花壇では、トランプのマークに形作られたレンガの中に色とりどりのペチュニアやマリーゴールドなどの花が植えられています。
このトランプ形の花壇は、フラワーロード西ノ側のシンボルとして10年前に作られました。
フラワーロード西ノ側はここに住む阿部豊さんの、この住宅地一帯を日々の生活の中に花があふれる場所にしようという呼びかけによって、作られた住民たちによる団体です。
フラワーロード西ノ側には倉敷市から年に3回、花の苗が贈られています。
その苗がそれぞれの住民の庭や玄関で育てられていて20軒、400メートルに渡って美しい花が咲く道が続いています。
住民たちは各自の家の花の手入れをしながらトランプ花壇などの水やりや草取りも協力して行っていて、花を通じて地域のコミュニケーションが活発になったといいます。