備中張り子の魅力がたっぷり詰まった作品展「ふくふくつなぐ展」が倉敷市阿知のギャラリー・メリーノで開かれています。
倉敷市の阿智神社の春と秋の例大祭でお馴染みの「素隠居」に疫病除けのご利益があるとされている妖怪「アマビエ」など大きさや顔かたちの違うユニークで可愛らしい張り子作品およそ300点が展示されています。
作品は倉敷市在住の造形作家眞鍋芳生さんとその教室生が立ち上げた「備中張り子倶楽部」の有志10人が出品したものです。
コロナ禍で生活やイベントが止まってしまった今、次の時代に福を招いて繋いでくれるようにという思いを込めて企画されました。
大胆なタッチの絵付けやグラデーションなどが特徴的な眞鍋さんの作品やマトリョーシカのような張り子、来年の干支・寅の作品などオリジナリティー溢れる力作が並んでいます。
また、竹久夢二ショップであるこちらのギャラリーに合わせて夢二の作品に登場する黒猫も!「ふくふくつなぐ展」は今月30日(水)まで倉敷市阿知の「ギャラリー・メリーノ」で開かれています。