6月定例玉野市議会は28日、新型コロナウイルス対策事業費を盛り込んだ補正予算案などを可決し、閉会しました。
常任委員会の審査報告に続き執行部から提案された8議案の採決が行われ、いずれも可決されました今議会で議決された一般会計補正予算は、総額3億1610万円です。
このうち、新型コロナウイルス対策の関連事業としては、2億8450万円を計上しています。
保育園・幼稚園で使う消毒・マスクの費用、小中学校のリモート授業で活用している学習用端末の関連機器の購入、古くなった移動図書館「めばる号」の買い替えなどに充てます。
そのほか、今年度から市が施設の管理運営に民間アイデアを導入するプロジェクトで、市役所本庁舎の電気料金を削減するための業者との契約に121万円、王子が岳の配水設備の維持管理に1051万円を計上しています。
なお、補正後の一般会計総額は237億8232万円で、一人10万円の特別定額給付金を支給した前の年の同じ時期に比べ22・2%減っています。