新型コロナの感染者急増に伴い、政府は今夜(17日)、岡山県に「まん延防止等重点措置」の適用を決めます。
岡山県は、倉敷市に14日から飲食店の時短営業を要請していて、さらに「まん延防止」の対象地域に指定されれば、厳しい要請が出る可能性があります。
倉敷市内の飲食店などでは対応に苦悩しています。
倉敷市中心地の多くの飲食店では、今月14日から31日までの県の時短要請に従う、休業や時短営業の張り紙が見られました。
県の時短要請は酒類の提供は夜7時まで、営業は夜8時までとしています。
こちらの店では、要請のあった14日から夜の営業を休止し、ランチのみの営業に切り替えていました。
まん延防止が適用された場合は酒類の提供をやめる考えです。
一方、こちらの店では、きのう(16日)から通常より開店を2時間早めて午後3時から対応していました。
「まん延防止」の適用地域に指定されれば、昼の時間から営業するか検討しています。
創業139年の酒店では、県が「まん延防止」を要請する前に飲食店から注文を受けていました。
今年5月に「緊急事態宣言」が発令されたときには、飲食店への配達は一切なくなりました。
「まん延防止」の適用は今月20日から9月12日まで。
岡山県は、あす(18日)あさ8時半から対策本部会議を開き適用地域などを発表します。