倉敷市ゆかりの作家の遺作を展示する作品展が倉敷市立美術館ではじまりました。
会場には洋画家の能登靖幸さんと陶芸家の小河原勝康さんの遺作が並びます。
2017年に94歳で亡くなった倉敷市西阿知の洋画家能登靖幸さんは20代の頃に描いた自画像から晩年に制作した作品までおよそ30点が展示されています。
能登さんは自然の風景を中心画に油絵を制作してきました。
山里や漁村の風景などどこか懐かしさが感じられる作品です。
(次の写真まで活かし)2018年に81歳で亡くなった倉敷市羽島の陶芸家小河原勝康さんの作品はおよそ40点展示されています。
羽島焼として普段使いを中心に製作をしてきましたが、今回の遺作展では小河原さんが制作した大皿や花瓶など個性が感じられる作品を選んで展示されています。
この作品展は倉敷市ゆかりの亡くなった作家の作品を展示する機会をつくろうと倉敷市の陶芸や美術などの協会が中心となって毎年開いています。
オープニングセレモニーでは作家の遺族も出席し「1人でも多くの人見てほしい」とあいさつをしていました。
郷土作家遺作展は今月14日まで倉敷市立美術館で行われています。