倉敷警察署が、警察の仕事内容を紹介する動画を作りました。
企画・撮影・編集まですべて警察署の職員による「手作り」です。
「よくわかる!倉敷警察署」というタイトルのこの動画では、生活安全課、地域課など、倉敷警察署にある11の課の仕事内容を紹介しています。
出演するのは、すべて現場で働く警察署の職員です。
生活安全課は、紙芝居で。
刑事第一課は指紋の採取を、交通第二課は鑑識の作業を実演して、仕事の様子を伝えています。
動画を作ろうと考えたのは、倉敷警察署のトップ中村道範署長。
民間企業を訪れた時、会社紹介のDVDを見たことがきっかけだそうです。
動画による広報を職員が手作りする試みは、岡山県内の警察署ではまだ少ないのですが、中村署長は動画の重要性を強調します。
署内横断のプロジェクトチームを結成し、8月から撮影、9月から編集を行い、10月中旬に完成しました。
そして、新型コロナの影響で職場体験や警察署の見学がしにくい状況もあるため、今月に入って市内の中学校にDVDで配布しました。
動画では、警察の仕事に興味をもってもらおうと、現場の警察官が仕事のやりがいを語る場面も盛り込んでいます。
倉敷警察署の仕事紹介動画「よくわかる!倉敷警察署」は、動画配信サイト「YouTube」でも見ることができます。