倉敷の繊維産業をPRする活動を倉敷美観地区を訪れた観光客に向けて行いました。
この繊維産業のPR活動は、「倉商ツムグプロジェクト」として去年から行われているもので、今年は倉敷商業高校生徒の有志およそ90人が参加しています。生徒が、訪れた観光客へ倉敷の繊維製品についてのオリジナルクイズを出題すると、観光客は楽しみながら倉敷の産業について学んでいました。
そして参加者には、倉敷特産のデニムやイ草、帆布といったコースターをプレゼントしていました。
また、真田紐のリボン作りや畳縁のペンケース作りなどのワークショップも行われ観光客からは大好評の様子でした。
このプロジェクトのねらいは観光客へのPRと同時に、この活動を通して生徒たち自身が地元倉敷についてより詳しくなり未来の倉敷を担うような人材に成長することです。
実際に、生徒たちは9月頃からデニムの産地で有名な児島でのフィールドワークや、ワークショップなどを通して学習を進めてきました。
生徒たちがグループに分かれてそれぞれが調べて製作した真田紐や畳縁、イ草、デニム、倉敷帆布に関するパネルも展示されています。
倉敷商業高校によるPR活動は、あす23日(火)も倉敷公民館前と倉敷アイビースクエア内の旧児島虎次郎記念館前で行われます。