ゴールデンウィークに総社の名所で行われた写生大会の入賞作品が総社吉備路文化館に展示されています。
作品展は総社市の備中国分寺や井山宝福寺など名所4カ所で描かれた作品が並びました。
吉備再発見写生大会は総社市文化協会が子どもたちに総社の魅力を知ってもらおうと企画したものです。
1歳から高校3年生までが参加しそれぞれの感性で写生に励んでいました。
会場には、応募のあった236点のうち、132点の入賞作品が展示されています。
このうち最優秀となる総社市文化協会会長賞には、総社小学校5年生の濱田遥一朗さんの作品が選ばれました。
宝福寺の拝殿を画用紙いっぱいにどっしりと表現しています。
淡い色合いを使いこなした細かい描写が評価されました。
また、教育長賞には総社南高校3年生の生藤瑞季さんと清心中学校1年生の中山華綸さんの作品が選ばれています。
生藤さんは豪渓の谷川の様子を描きました。
こまやかな筆づかいで新緑や水の流れを表現しています。
中山さんは備中国分寺の五重塔を描きました。
茶色の濃淡を使い分けて迫力のある作品に仕上げています。
そのほか、クレヨンやマジックペンで描かれた作品など個性的な作品が並びました。
入賞作品展は12日(日)まで総社吉備路文化館で開かれています。