連日熱戦が繰り広げられている備南東地区中学校総体、きのう(25日)行われた野球競技の決勝戦は、8年ぶりの優勝を狙う総社西と、勝てば初優勝の新田が対戦しました。
新田中学校の浦本、総社西中学校の陶山の先発で始まった決勝戦は、中盤まで互いに無得点で、白熱した投手戦となりました。
試合が動いたのは6回。
新田は、ノーアウト1塁で、4番・三宅。レフト線へ運ぶ2ベースヒットで、2塁・3塁とします。
1人倒れた後、6番・岡本。
ショートゴロの間に3塁ランナーがホームイン。
さらに守りの隙を突いて、2塁ランナーも一気にホームへ突っ込み、新田が2点先制します。
その裏、総社西は、この回から登板した新田のエース・吉田から、
4番・岡中が、ライトオーバーのスリーベースを放ちます。
続く5番・陶山がきっちり犠牲フライを打ち、1点差に詰め寄ります。
さらに最終回。総社西は代打・森下が相手のエラーを誘う一打で出塁。
続く、1番・船橋。新田のショート・小西が執念で食らいつきます。
間に合いませんでしたが、結果的にこのプレーが総社西の流れを止め、後続をシャットアウト。
少ないチャンスをものにした新田が逃げ切り、大会初優勝を飾りました。
今大会の上位7チームは、来月24日開幕の県大会に出場します。
県大会出場校=新田、総社西、総社、連島南、倉敷西、倉敷南、総社東