倉敷市出身の洋画家故・河原修平さんが設立した「燈仄会」の最後となる作品展が倉敷市立美術館で開かれています。
昭和31年に発足した燈仄会は、河原修平さんが昭和49年に亡くなった今でも直接指導を受けていた会員たちが活動を続けてきました。
高齢化を理由に今回60回目となる作品展を最後にすることにしました。
作品展には絵画や版画、工芸など河原修平さんの作品8点を含むおよそ50点が並べられています。
会員の一人である高木由美さんは七宝焼で工芸作品を作りました。
メリーゴーランドをイメージしたこの作品では木馬を立体的にすることで動きを感じさせる作品になっています。
他にも作品の中にLEDライトを仕込んでいるこちらの作品ではガラスを7層にも重ねて立体感や透明感を演出しています。
燈仄会は今月25日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。