公共交通の利用促進を図ろうと、岡山県が小学生に配布している「お試し乗車券」。
使用期限の2月末まで2週間を切りました。
そこで、水島臨海鉄道では、小学生を対象にプレゼントキャンペーンを行っています。
岡山県内すべての小学生およそ9万8000人に、1枚100円分の「お試し乗車券」が10枚配られています。
JRを除く県内の鉄道、路面電車、バス、船で使えます。
水島臨海鉄道では、きょう(19日)と来週26日の日曜日限定で、「お試し乗車券」を使って倉敷市駅で乗り降りした小学生に、「臨鉄オリジナルノート」をプレゼントしています。
ノートの表紙と裏には、去年復活したキハ205をはじめ、ディーゼル機関車を含めた臨鉄の車両がイラストで描かれています。
また、ノートをプレゼントする2日間に限り、今月運行を開始した開業80周年記念車両が、他の車両をつないで2両編成で走っています。
クリームと青のツートンカラーで、鉄道ファンの間では国鉄初期からJR横須賀線などを走っていた「スカ色」と呼ばれています。
この日は、「お試し乗車券」を使った子どもたちが写真を撮るなどしていました。
このほかバスでも今月、利用促進イベントを行っています。
両備バスでは、2月28日までの土日祝日に、クイズラリーを開催。
県内に8つあるチェックポイントのうち2カ所以上を回ってクイズに答えると、折り紙とバッヂがもれなくもらえます。
(倉敷市=倉敷駅南口、イオンモール倉敷玉野市=両備バス玉野営業所岡山市=岡山駅東口など)
「お試し乗車券」は去年の11月下旬までに学校で配られていて、公共交通利用ガイドブックの中に付いています。
使用期限は今月28日までです。