夏休みに小学生に普段体験できないことを学んでもらおうとキッズサマースクールが玉島信用金庫本店で開かれました。
今年のキッズサマースクールは小学生に異国の文化に触れてもらおうとウクライナ出身で倉敷市に在住しているリリヤ・バビィさんを迎えて、ウクライナへ古くから伝わるお守り人形、「モタンカ」を制作しました。
モタンカとは針を使わず毛糸を巻き付けて作る人形で、人の幸せを願うときや無事を祈るときなどの節目に贈るものです。
イベントには玉島信用金庫のジュニア倶楽部会員の小学生16人と保護者が参加し、人形作りに挑戦しました。
使う材料は綿や布、そして毛糸です。
児童たちは先ず綿を丸めて布で覆い、人型を作りました。
そこから毛糸をぐるぐる巻いて首や腕などを作り、体の形を表現します。
初めての人形作りに苦戦する様子も見受けられましたが、児童たちは最後まで一生懸命に作り上げ、世界に一つだけの「モタンカ」を完成させました。
このイベントはジュニア倶楽部会員の特典の一環として2011年から行われています。