井原鉄道は、沿線の魅力向上を目指し今年度から駅の愛称=副駅名を命名できるネーミングライツのスポンサーを募集しています。
備中呉妹駅など3つの駅で新たなスポンサーが決まり、愛称がお披露目されました。
倉敷市真備町尾崎にある備中呉妹駅の愛称は「子供服メーカー株式会社ナカノ国産『倉敷ジーンズ🄬』」に決まりました。
スポンサーとなった株式会社ナカノは、駅の北側に本社を構える子ども服メーカーです。
5年前の豪雨災害で被災し、本社1階は浸水、工場にあったミシンなども使えなくなりました。
周囲の協力を得て復興していく中で、被災後は児島の企業などと連携しながら国産の「倉敷ジーンズ」を使った商品の展開に力を入れてきました。
井原鉄道は、地域の生活交通である井原線と沿線の更なる魅力化を図ろうと今年5月から駅の愛称を命名できるネーミングライツを15の駅で販売しています。
先月には真備町箭田の吉備真備駅、総社市の清音駅の愛称が決定しました。
また、備中呉妹駅のほかに川辺宿駅は鋼構造物事業などを行う岡山市のサンベルコ、矢掛町の小田駅は鉄鋼の設計、施工などを行う平野鐵工所がきょう(8月1日)付でスポンサーとなりました。
契約期間は、1年間です。