子どもたちが保護者の職場に行き仕事を見学、体験する「子ども参観日」が備中県民局で開かれました。
子ども参観日には、保護者が備中県民局で働く5歳から小学5年生までの12人が参加しました。
それぞれの保護者が所属する部署を見学した後は、さまざまな仕事を体験します。
備南広域農業普及指導センターの仕事として挑戦するのは、ブドウの品質チェックのうちの1つ「糖度調べ」です。
まずはシャインマスカットやオーロラブラックなど4種類のブドウをぱくり。
半分以上の子どもたちがシャインマスカットが1番甘く感じたようです。
続いて、糖度計を使い数値で甘さを見ていきます。
果汁をしぼってボタンを押すと、シャインマスカットは16から17の表示が。
ほかのブドウは・・・?
意外な結果に驚きつつも、調査に使ったブドウまで美味しそうに食べていました。
続いて向かったのは、建設部です。
普段の生活で見かけることがある「道路パトロールカー」。
啓発アナウンスに挑戦したほか、車に備え付けられている無線を使って局内で働いている保護者に連絡してみました。
そのほか、ドローンの操縦体験では災害が起こった時に動画や写真でまちの状況を確認できることなどを学び、楽しみながら仕事に触れていました。
「おかやま☆子ども参観日」は、県教育委員会が働く保護者の姿から子どもたちに仕事への関心を持ってもらおうと県の機関や県内の病院、企業などで行っているものです。
新型コロナの影響で中止が続き4年ぶりの開催となりました。
子ども参観日は、あす(8日)倉敷成人病センター、17日は県庁などでも行われる予定です。