高梁川流域6地区の消防本部が水害に対応するための合同訓練を行いました。
訓練には、高梁川流域の6つの地区の消防本部から24人の救助隊員が参加しました。
今回、行ったのは浸水域でのゴムボートを使った要救助者の救出です。
屋根の上や建物の中、流された建物の上に取り残された人など西日本豪雨災害の時、実際に発生した6つの状況を再現し救出にあたります。
訓練に参加した6地区の救助隊員たちはそれぞれの地区ごとに適切な救出方法を考えます。
西日本豪雨災害での救助経験がある倉敷市消防局の隊員からアドバイスを受けながら各消防本部ごとに訓練を重ねていきました。
高梁川流域6地区の消防本部が集まるこの合同訓練は西日本豪雨災害以降開催されているものです。
訓練を通じて、救護技術を向上させるとともに救助隊員同士の横のつながりを作りいざという時の連携を強化することを目的にしています。
倉敷市消防局では今後、県消防本部や警察、自衛隊などとの合同訓練につなげていきたい考えです。