倉敷駅前商店街周辺で開催される朝市「倉敷三斎市」が、新型コロナウイルスによる規模の縮小を経て3年半ぶりに元の形で開催されました。
毎月第3日曜日に開催される「倉敷三斎市」。
新型コロナの影響で2020年3月から中止、おととし11月に再開しましたが、高梁川流域の特産品が集まる「ALL流域デー」を中止するなど規模の縮小が続いていました。
しかし、新型コロナの5類移行を受け、3年半ぶりに元の規模で開催されました。
「ALL流域デー」のコーナーには、倉敷市や笠岡市など5つの市から自慢のグルメや工芸品が勢ぞろいです。
今回は、特にものづくりをPRしようと倉敷市からは真備町の竹家具メーカー「テオリ」や、イ草や和紙などの天然素材を使った敷物を手掛ける「倉敷緞通」などが出店しました。
倉敷緞通のミニサイズの敷物は1000円ほどで販売され、初めて手に取る人にも人気を集めていました。
また、元の規模での開催を記念して、先着100人に倉敷鉱泉のラムネ飲料が配られたほか、小学生以下の子どもたちを対象にノコギリクワガタがプレゼントされました。
倉敷三斎市は、倉敷の中心市街地を活気づけようと2005年から開催されています。
今年度からは射的やスーパーボールすくいなど子ども向けの企画を増やし、ファミリー層へのアプローチに力を入れています。
次回の倉敷三斎市は、9月17日の午前8時から11時まで開催されます。