倉敷市水島北春日町の田中計算塾の塾生が、4年ぶりに開かれた電卓技能競技の全国大会で輝かしい成績を収めました。
倉敷市水島北春日町の電卓やそろばん技術を教える田中計算塾は、電卓を使った計算のスピードと正確さを競う電卓競技の全国大会に毎年多くの塾生が出場し、数々の全国優勝者を輩出する名門塾です。
今月20日、新型コロナの影響で4年ぶりに開催された全国大会には、小学生から大学生までの塾生17人が挑みました。
ほとんどの塾生が初めて全国大会へ挑戦するなか、3人が優勝、準優勝6人、3位2人と11人が入賞するという好成績を収めました。
電卓の特殊機能を使った計算のスピードと正確さを競う種目、特殊計算の小学生の部では、連島神亀小学校5年生の二階堂音羽さんが初出場・初優勝を成し遂げました。
また、5分間のうちに掛け算や割り算、並べられた数字の加減算をする見取り算を行い、スピードと正確さを競う総合競技の中学生の部では、連島中学校1年生の難波遥香さんが初出場・初優勝を飾りました。
また、川崎医療福祉大学1年生の明石七海さんは、これまで全国大会に3回出場し、2度の優勝経験があります。
今回4年ぶり、4回目の出場となった明石さん。
田中計算塾で培った集中力と忍耐力を生かし、特殊計算の高校・一般の部で3度目の優勝を果たしました。
3人の全国優勝者を送り出し、出場した選手の大半が入賞という好成績を飾った田中計算塾の強さの秘訣はどこにあるのでしょうか?
塾や自宅での自主練を欠かさず行っているという塾生たち。
塾内に好成績を収めるライバルがいるからこそ、負けないように競い合うことが技能の向上に繋がるようです。
今年も努力が結果に結びつき、嬉しい結果を残すことが出来ました。