総社市の備中国分寺周辺で古代米・赤米が赤く色づきはじめ、秋の訪れを感じさせています。
備中国分寺周辺の水田およそ1ヘクタールに赤く広がっているのは、総社に伝わる古代米・赤米です。
総社市では赤米の栽培や神事を伝承していて、現在も赤米の伝承を続けているのは長崎県対馬市、鹿児島県南種子町、総社市の3カ所のみです。
備中国分寺周辺の赤米は1週間ほど前から穂が赤く色づき始めました。
10月上旬には、全体が赤く色づき見ごろを迎え、11月には稲刈りが行われます。
訪れた人は備中国分寺前に広がる赤く染まった幻想的な風景を熱心に撮影していました。
また、17日(日)には、総社赤米大使を務める歌手の相川七瀬さんをはじめとしたアーティストが出演するチャリティコンサート「赤米フェスタ」が開催されます。
コンサートの入場には、1枚につき3000円の寄付と引き換えにもらえる手ぬぐいが必要で、コンサートの収益金は、赤米文化を広めるための交流活動や西日本豪雨災害の復興支援に充てられます