障がいなどがあるアーティストが大原美術館での「対話型鑑賞」を通して制作し、完成した作品の成果報告と発表会を行いました。
フェルディナント・ホドラーの「木を伐る人」やアンリ・ルソーの「パリ近郊の眺め バニュー村」など大原美術館の作品をモチーフに描いた独創的な作品66点が並びました。
作品を描いたのは、就労支援A型事業所「ありがとうファーム」に所属する障がいなどがあるアーティスト30人です。
この作品は、5月に大原美術館で行われた他者と感想や意見を交換しながら作品を見る「対話型鑑賞」とスケッチを行うワークショップを通して着想を得たもので、全員がクロード・モネの「睡蓮」をモチーフにしたほか、各自お気に入りの作品を選んで制作しました。
対話型鑑賞を通した作品制作は、大原美術館がありがとうファームと結んだ共同して作品制作行う連携協定の一環として行われたものです。
こちらの作品は、アーティストの1人「Rie」さんの作品「光」です。
作品は10月31日(火)から11月5日(日)まで岡山県天神山文化プラザで行われる展覧会でも展示する予定です。