倉敷市の大型商業施設で爆発物を持ち込んだ不審者が刃物を持って暴れることを想定した訓練が行われました。
倉敷市水江のイオンモール倉敷に不審な男が入ってきました。
爆破予告を受け警戒にあたっていた商業施設の警備員が、店内をうろつく男に声を掛けます。
刃物を取り出した男のもとに、すぐに応援の警備員が駆け付け、警棒やさすまたを使って距離を詰め、男を落ち着かせます。
そこに110番通報を受けて駆け付けた警察官が。
男を取り囲み、刃物を捨てるよう説得します。
他の客を巻き込まずに、犯人を確保しました。
爆発物はリュックサックの中。
そこで、犯人を含む他の人を建物から避難させます。
県警の機動隊爆発物処理班により不審物を回収しました。
倉敷警察署とイオンモール倉敷が合同で実施した訓練は、互いに連携して初動対応できるよう、定期的に行っています。
新型コロナの時期は見合わせていましたが、今回4年ぶりに実施しました。
倉敷警察署では、逮捕、護身術の指導も含めた訓練を、大型商業施設と連携して今後も開催したいとしています。