きょう(29日)閉会日を迎えた倉敷市議会9月定例会は、今月8日に恐喝未遂の罪で起訴された塩津学 議員に対して辞職勧告決議を可決しました。
塩津学 議員への辞職勧告案は11人の賛同を受けて藤井昭佐 議員が代表して提案理由を説明しました。
塩津学議員は2019年に開催された音楽イベントの主催者に対する恐喝未遂の罪で8月21日に逮捕、今月8日に起訴されました。
辞職勧告の決議案では塩津学 議員の行為について議員の立場にあり続けることは市民感情からも許されるものではなく行為の責任を認め自らの意思で辞職すべきであるとし、採決の結果、賛成多数で可決となりました。
なお、辞職勧告の議決には法的拘束力はありません。
また、塩津学議員の逮捕・起訴を受け議員報酬などに関する条例も改正されました。
改正された条例では議会の議員が逮捕や拘留などで身柄が拘束された場合処分を受けた日から処分が解かれるまでの議員報酬・期末手当は停止されその月の政務活動費も交付されません。
条例は来月1日から施行され塩津学 議員へは今月末までの議員報酬と期末手当は支給されます。
なお、本会議では小中学校の給食費1カ月分や水道の基本料金2カ月分を市が負担する経費などを盛り込んだ総額94億7600万円の一般会計補正予算案などが可決され、閉会しました。