酒津焼・岡本和明さんと陶芸教室の生徒による作品展が倉敷市内のギャラリーで開かれています。
4年ぶりとなる岡本和明さんの個展には、およそ80点の作品が並びました。
和明さんは、「日々の暮らしに安らぎと潤いを」をテーマに創作していて、日常に取り入れやすい食器を中心に出品しています。
まだらに発色する海鼠釉や、複数の釉を重ね肉厚に仕上げた酒津焼らしい作品はもちろん、最近では、グラタン皿、ティーポットなどの現代的な食器や、新しく作ったはっきりとした色味の釉を作品に取り入れました。
ギャラリーの2階では、酒津の工房で開かれている陶芸教室の生徒の作品も展示されました。
食器や花瓶など、こだわりや個性を感じる作品ばかりで、力作が揃っています。
会場には、和明さんの兄・研作さんの作品も合わせて出品されています。
「岡本和明と陶芸教室生徒作品展」は、10月9日までギャラリー十露で開かれています。