70歳以上の選手で構成される古希軟式野球の国際交流戦が倉敷市で開幕し、台湾や韓国などのチームを招いて交流試合が行われました。
倉敷運動公園野球場の開幕戦では、岡山県の合同チームと台湾の「鷗立諾」チームが試合を行いました。
大会には、岡山県、石川県、広島県など日本国内8チームと、台湾5チーム、韓国1チームのあわせて14チームが参加。
倉敷市内3つの球場で2日間にわたり試合を行います。
日本は70歳以上、国外は65歳以上の選手が出場し、最高齢は昭和15年生まれの83歳です。
これまで、アジア各国との交流戦は60歳以上が対象の還暦野球で過去10年以上にわたって行われていました。
しかし、新型コロナの影響で2020年から中止。
選手の年齢も上がったことから今年初めて70歳以上の古希野球という形に変えて大会が企画されました。
古希野球では、一般の野球と比べ7イニング制が採用されたり塁間が約2メートル短い25メートルであるなどの違いはありますが、選手たちは年齢を感じさせないはつらつとしたプレーを見せていました。
11月には台湾で還暦野球のアジア大会が開かれ、日本からは岡山県の選抜チームが出場する予定です。