岡山県はきょう(5日)、インフルエンザの患者が県内で増えていることから、インフルエンザ注意報を発令しました。前のシーズンより
3カ月早い発令で、県民に予防と対策を呼び掛けています。
9月25日から1週間における岡山県内84の医療機関での「定点把握」によるインフルエンザ感染者数は462人で、1医療機関当たりの感染者は5.5人と、前の週(4.94人)に比べて増えています。
地域別で見ると、総社市や早島町を管轄する備中保健所管内は7.58人、倉敷市保健所管内は5.69人と、いずれも県の平均を上回っています。
県によると、1医療機関あたり1人を上回ったら、流行が始まったとして注意報を発令しています。
今シーズンは8月21日の週から基準を上回り、1カ月にわたって右肩上がりが続いていることから、例年より早く注意報発令を決めたということです。
県では基本的な感染防止対策とともに、健康的な日常生活、ワクチン接種による備えを呼びかけ。
また、症状が出た場合は休養や医療機関の受診など早めに対処してほしいとしています。