総社市議会は臨時会を開き、新しい議長に深見昌宏議員を選びました。
また、米農家を支援する経費などを盛り込んだ一般会計補正予算案も提案され、可決されました。
申し合わせによる2年の任期が満了したことに伴い、村木理英議長が辞職し、新しい議長を投票により選びました。
選挙の結果、出席した22人のうち、深見昌宏議員が14票を獲得し、新しい議長に選ばれました。
深見議長は69歳。
2013年に初当選して、現在3期目です。
あわせて、山口久子副議長も辞職したのに伴い、副議長選挙が行われました。
接戦となりましたが、3期目の髙谷幸男議員が11票で副議長に選ばれました。
臨時会では、執行部から1億2900万円あまりの一般会計補正予算案が提案され、全会一致で可決されました。
米の価格低迷や物価の高騰に対応するため、米農家に1反あたり最大8000円を補助する経費に7700万円、高校受験を控える総社市内の中学3年生750人を対象に、インフルエンザ予防接種の費用を半額程度補助する経費に120万円を計上しています。
また、義務教育学校「昭和五つ星学園」が来年4月に開校するのを前に、今の昭和中学校の校舎を改修する経費として、5000万円を充てています。