倉敷市児島の倉敷ファッションセンターは繊維産業で高い技術を持つ人を認定する「繊維マイスター」制度を2019年から行っています。
今年は縫製やジーンズ加工に優れた25人が選ばれました。
きのう(10日)行われた認定式には、倉敷ファッションセンターの河合秀文理事長など関係者約50人が出席しました。
「繊維マイスター」は倉敷ファッションセンターが繊維産業の技術継承を目的に2019年から取り組んでいる制度です。
縫製などの技能検定の資格を持つことや、品質改善、技術開発に取り組んだことなどを中心に審査し、認定します。
今年選ばれた県内の繊維企業で働く25人に河合理事長から認定証とバッチが贈られました。
「繊維マイスター」25人のうち11人が高い技術力と後輩を育成する指導力を兼ね備えた「マイスター」、14人が今後後輩を指導する立場が期待される「プレマイスター」に認定されました。
今回の認定でマイスターは37人、プレマイスターはのべ65人となりました。