規模の小さな自治体の議員が集いお互いの町の課題や政策を話し合う「全国コンパクトタウン議会サミット」が早島町で開かれました。
このサミットは自治体面積が20平方キロメートル以下の全国の自治体の議員が集まり、小さい街ならではの課題や政策などを議論してまちづくりに繋げようと行われています。
2009年の初開催から毎年場所を移しながら開いていて10回目となる今回は早島町議会主催のもと香川県宇多津町や兵庫県播磨町など県内外から16議会およそ80人が参加しました。
開会にあたり、主催者を代表して早島長議会の根木一議長が「町の面積が小さくても魅力的な町を創生するため議論し深め合いたい」と開催への思いを伝えました。
サミットでは早島町の歴史の研究に従事している早島町文化芸術委員の黒瀬秀樹さんが講師として招かれ「わがまち“歴史・文化・魅力”再発見」というテーマで早島町の歴史について講演を行いました。
黒瀬さんはい草といった早島の伝統文化を紹介しながら早島町が発展していった様子を話し今後の自治体運営のヒントを伝えていました。
講演の後には「観光」や「移住促進」などをテーマに分科会が開かれ意見交換が行われました。