昔から日本の川や池に生息するカメの企画展示が玉野の渋川マリン水族館で開かれています。
秋の企画展「古来から日本の川に生息するカメ」と題された水槽には、昔から日本の身近な川や池などで見られる3種類のカメが展示されています。
黄土色で後ろの縁がギザギザしている甲羅が特徴のニホンイシガメは、日本固有のカメとして本州から九州にかけて広く生息しています。
水が綺麗な河川や水路を好んで生息しますが、外来種の増加などの理由から現在ではその数は減っています。
また、クサガメは黒い甲羅に3本の隆起を持ち、顔に黄色の線が入っているのが特徴です。
クサガメも九州から本州にかけて広く生息していています。
こちらはカメのなかでも食用のイメージがあるスッポン。
やわらかい甲羅と長い首が特徴です。
呼吸は水面まで長い首を伸ばしとがった鼻で行います。
大きいもので60センチ以上に成長する個体もいるそうです。
この展示は現在、川で見かけるカメには外来種のカメが多いため昔から日本に住んでいるカメを知ってもらおうと開かれました。
秋の企画展「古来から日本の川に生息するカメ」は来月(11月)23日(木)まで開かれています。