玉野市の第二日比小学校の児童が玉野市の市魚・メバルの稚魚を渋川海岸で放流しました。
産卵しておよそ半年がたち、大きさおよそ10cmに育ったメバルの稚魚を放流したのは玉野市立第二日比小学校の5年生15人です。
児童たちは渋川マリン水族館の岡秀彦館長から、メバルは一般的にカサゴと呼ばれていることや生態や特徴などの説明を受けました。
また、半年ほど育てたメバルを放流することで海で成魚になる確率が上がることを学びました。
岡山県住みます芸人、渋川マリン水族館PR大使として活躍する江西あきよしさんも駆けつけ、いよいよ放流へ。
児童たちはバケツに入ったメバルの稚魚550匹を2人1組で慎重に海へ運び、「大きくなってね!」と呼びかけながら瀬戸内海に泳いでいくメバルを見送りました。
新型コロナの影響で今回4年ぶりとなったこの取り組みは児童たちに海の生き物の大切さを学んでもらうと玉野市が行っています。
放流されたメバルはおよそ3年かけて15cmほどまで成長するそうです。