倉敷市の絵画グループ「BAKU」の作品展が、倉敷市立美術館で開かれています。
「広く果てしなく」という意味の「漠然」から一文字取って名付けた絵画グループBAKU。
指導者を設けず、自由なテーマで作品を制作しています。
作品展はメンバー11人が一年間の成果を発表する場として開かれ、今年で25回目を迎えました。
こちらは、今年BAKUに入会した小原ひろこさんの作品。
今回紙のちぎり絵に初めて挑戦しました。
材料は、マスキングテープや消印の押された封筒、百貨店の包装紙など、さまざま。
何が貼られているのかじっくり見て楽しんでほしいそうです。
竹内治美さんは、4号と30号のキャンバスを組み合わせたミステリアスな作品。
アクリル画で、西暦のような数字が書かれていますが、それが何を意味するのかは見る人それぞれ自由に感じてほしいといいます。
また、卵の殻を数百個使って表現したアートも見ごたえがあります。
遠目で見ると写真かと見間違えるほど忠実な表現が特徴の水彩画や、色表現が鮮やかな油絵など、メンバーの個性あふれる作品ばかりです。
絵画グループBAKUの作品展は、12日(日)まで開かれています。