倉敷市は、早朝に南海トラフ地震が発生したという想定で総合防災訓練を行いました。
訓練は午前7時30分に和歌山県南方沖を震源とするマグニチュード9.0の地震が発生し、倉敷市では震度6強、1.2メートルの津波が来ることを想定して行われました。
今回の訓練には倉敷市の職員約700人が参加しました。
電車や車などの交通手段が制限されることも想定し、全員が集合するまでにどんな対応ができるか確認しながら訓練を進めていきます。
地震後設置された災害対策本部では各支所や倉敷市消防局などとビデオ通話を繋げ、避難指示を仰いだり、情報の収集、整理、共有などを行ったりしました。
地震発生から4時間が経過したころ、倉敷市長の伊東 香織本部長を含めて災害対策本部会議が開かれました。
会議では、重大な被害情報の共有や対応の確認、今後の体制などを話し合いました。
倉敷市は今後も職員を対象に地震を想定した訓練を継続して行い、災害対応力の向上を図りたいとしています。