総社市議会の議長を務める深見昌宏議員が、きょう(20日)議長の辞職願を提出しました。
政治倫理審査会が議長の辞職を求める報告書をまとめたことによるもので、近く辞職が許可される見通しです。
深見議長は議長就任前の今年8月、総社市金井戸に新築移転した病院に対し、自身が経営する会社の代表取締役としての氏名で花を贈っていました。
これが、寄付行為を禁止する公職選挙法違反の疑いがあるとして、3人の市議会議員から審査請求を受け、議会の政治倫理条例に基づく審査会が先月設置されました。
本人への聞き取りなど、5回にわたって審議した結果、政治倫理条例違反に該当すると判断。
議長という立場の辞職を求めるとした報告書を取りまとめました。
これを受け深見議長は、「審査会の報告を重く受け止める」として、髙谷幸男副議長に議長の辞職願を提出しました。
30日開会予定の市議会定例会で深見議長の辞職が許可される見通しです。