岡山県は、今月9日に総社市と、13日に倉敷市船穂町で見つかった死んだ野鳥について、これまでに2例とも高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表しました。
今月9日、総社市秦で発見された死んだ野鳥のツミは、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出ていて今シーズンの県内1例目となっていました。
国立環境研究所で確定検査の結果、15日に高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表されました。
続いて13日に倉敷市船穂町水江で発見され陽性反応が確認された野鳥のオナガガモも、きのう(20日)高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。
県は、死んだ野鳥を回収した半径10キロ以内で重点的に野鳥の監視を行うほか、県内すべての養鶏場に衛生管理の徹底を要請しています。
なお、死んだ野鳥を見つけたら触らずに、お住まいの市役所や県民局に連絡してほしいと呼びかけています。