倉敷市は12月定例議会に提出する補正予算案を発表しました。
児島下津井地区に義務教育学校を設置する経費などが盛り込まれています。
倉敷市の12月補正予算案の一般会計は約8億1700万円です。
主な事業として児島下津井に9年制の義務教育学校を設置するための設計費が組み込まれました。
義務教育学校では下津井東小と下津井西小それに下津井中学校の地区内3つの学校が一つになります。
下津井地区では多い時で各学校に200人近くの児童・生徒が通っていましたが今年5月1日現在、下津井東小が39人、下津井西小が58人、下津井中学校が54人と子どもの数が減少しています。
校舎は、下津井中学校の校舎を使う予定で今後、改修工事を行い令和8年の4月に倉敷市内で初の義務教育学校として開校する予定です。
また、倉敷市が来月15日からサービスの提供を始める「倉敷市公式アプリ」に子育て支援の機能を加えます。
このアプリでは倉敷市からのお知らせや庁舎の各窓口の混雑具合が確認できるほか公共施設の予約や転入・転出届けの申請ができます。
また、市内の学校園からの保護者への連絡と保護者からの欠席の連絡もできるようになっています。
この他、大雨に備え仮設の排水ポンプ7台を配備する事業やバスが廃止となっていた五日市・中帯江地区にコミュニティタクシーを導入する経費などが含まれています。
補正予算案は来月4日に開会する12月定例議会に提案されます。