倉敷市酒津にある窯元・兜山窯で陶器づくりをしている岡本孝明さん、達弥さんの父子作品展が天満屋倉敷店で開かれています。
会場には食器や花器など新作を含めた約100点が並んでいます。
兜山窯は酒津焼二代目で岡本孝明さんの父である蕭一さんが、昭和10年に倉敷市酒津に登り窯を築いたのが始まりです。
酒津焼兜山窯を受け継いだ孝明さんは今回の展示会に茶碗や鉢の他、魚や葡萄などをモチーフとした陶板、8種類を出品しています。
また、息子の達弥さんは青瓷という釉薬を使った淡い青色が特徴の作品や、一度焼いた陶器に銀を塗り焼き付ける銀彩と呼ばれる技法を用いた作品などを展示しています。
「酒津焼兜山窯岡本孝明・岡本達弥二人展」は今月11日(月)まで天満屋倉敷店の4階美術画廊で開かれています。