地元・岡山県の備前焼や佐賀県の有田焼など全国各地のやきものや漆器などの工芸品を集めた催し「暮らしを彩る器フェア」がコンベックス岡山できょう(7日)から始まりました。
釉薬を一切使わない備前市周辺を産地とする備前焼や白磁に色彩豊かな絵付けが施されている佐賀県有田町の有田焼など、会場には日本各地から118店舗の“器”が集結しています。
滋賀県甲賀市が産地の信楽焼を取り扱う店舗では、「ロウ抜き」と呼ばれる技法を使って鮮やかな花火の模様を現しています。
日本で作られるやきもののうち約半数を占める岐阜県美濃焼の販売店には、一つ一つ丁寧に手彫りや絵付けを施した商品がずらり。
他にも現代風なデザインの焼き物や音楽をモチーフに手書きで色付けしたあたたかみのあるやきものなどが並んでいます。
このイベントは、食器や花瓶などお気に入りの器を見つけてもらおうと開催され、今回で13回目です。
初日は2000人を超える多くの人でにぎわいを見せました。
「暮らしを彩る器フェア」は今月11日(月)までコンベックス岡山で開かれています。
入場料は大人600円で、高校生以下は無料です。