人や物の動きが活発になる年末年始を前に倉敷市の児島観光港で海上保安部と運輸局が合同で旅客船の安全点検を行いました。
安全点検は旅客船や貨物船などの海の事故を未然に防ごうと水島海上保安部と中国運輸局岡山運輸支局が合同で毎年この時期に行っているものです。
きょう(11日)は児島観光港を発着する本島行きの小型旅客船を対象に船内にある救命胴衣や消火器の状態を確認したほか、航海日誌の記載状況などを点検しました。
また、船長への聞き取りも行われ安全運航の基準を守っているかどうかチェックしました。
水島海上保安部管内では去年から旅客船による事故は起きていませんがプレジャーボートなどによる乗揚げや沈没といった事故が年間30隻発生しています。
水島海上保安部では今月10日から来月10日まで年末年始特別警戒期間として安全指導を徹底していくということです。